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[勝手に補足]DBアタマアカデミー第2回トランザクションを知ればデータベースがわかる + Firebird

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さて、昨日のエントリに引き続き、今回はFirebird用の話を勝手に追加してみましょう。

Firebirdの独特なところはWALに相当するものがないからです。
その代わりにcareful writeという方式で一貫性を担保しようとしています。

トランザクションのところで「DB2の名称がANSIと違いわかりにくい〜」と書きましたが、実はFirebirdも同様に十分わかりにくいです。すみません。

ISOとの対応は以下のようになります。

ISO        Firebird/InterBase
SERIALIZABLE   SNAPSHOT TABLE STABILITY
REPEATABLE READ SNAPSHOT
READ COMMITTED  READ COMMITTED    
READ UNCOMMITTED 未サポート

これを反映した(そして昨日の補足も追加した)表4は以下のようになります。
(変更したOracle/MySQL/Firebirdのみ)

分離レベル      Oracle MySQL(InnoDB) Firebird
非コミット読み取り  −   ○       −
コミット済み読み取り ◎   ○       ○
再読み込み可能読み取り△   ◎       ◎
直列化可能      ○   ○       ○

また「SQL Server, DB2のコミット済み読み取りは、それぞれの従来の
動作と、Oracle互換の動作の2タイプ有り」とでもしましょうか。

さて、今回の参考資料の該当部分もよまなきゃなぁ。では。
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